「うつ」と共に生きるナースマン🌸はなまるの『健康で幸せに生きる方法🌈』心と身体の健康を一緒に保ちませんか☺✨

うつ(双極性障害2型)で苦しみ、精神科での勤務経験もある30代の男性看護師です。双極性障害の当事者団体でも活動しています。病気をしっかりコントロールして心も身体も健康に保ち、幸せになるためにはどう生きたら良いかを考え続けています。実際にやってみて効果があったこと、今考えていること、学んでいること、BOOKレビューなどを紹介していこうと思います。ようやくできました…ダンコたる決意ってのが👍

健康に関係ないようで関係あるお話。

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今日は、健康に関係ないようで関係あるお話をしたいと思います。

みなさんには、心の支えとなるような人がいますか?

もちろん身近なところにいる家族や友人は心の支えだと思います。私もそうです。

しかし、私は休職している期間が長く、その時にはなぜか家族や友人に対し、申し訳ない気持ちやうしろめたさを感じて過ごしていました。社会からのけ者にされたような感覚や自分を責めるようなことばかり考えていました。

休職している期間は、日中は家で私ひとりで過ごしており、周囲の人に自分が休職していることを知られたくなかったので、あまり家から出ませんでした。

しかし、休職期間中にある人に魅了されました。それは、今は亡き、俳優の渥美清さん。時間を持て余していた私は、気晴らしに映画でも観よう思い、今まで観たことのなかった『男はつらいよ』という映画を録画していたため、何の気なしに見始めたところ、渥美清さん演じる「車寅次郎」という人に魅了されてしまったのです。

東京は葛飾柴又の「とらや」という団子屋が舞台です。車寅次郎(寅さん)、おいちゃん、おばちゃん、妹のさくら、さくらの夫の博、裏の工場のタコ社長などお決まりのメンバーが毎回登場します。みんなで楽しく晩御飯を食べているシーンもあれば、寅さんとタコ社長の大ゲンカをみんなで止めるようなシーンなど、見ていてなんとなくほっとする、なんとなく昔が懐かしくなるような人間味あふれる内容です。

寅さんは、名前を尋ねられると必ずと言っていい程、「フーテンの寅」と名乗るのですが、その名前の通り、風の吹くまま気の向くままにテキ屋暮らしをしながら、日本全国を旅してまわり、時々柴又に帰ってきては、毎回異なるマドンナ役に振られ、ショックを受けてまた旅に出てしまいます。いつまでもテキ屋生活で女性に振られてばかりなので、とらやのみんなは寅さんのことをいつも心配しています。

ですが、寅さんは、ちゃんとした仕事にも就いていないし、いい歳をして女の人にも振られてばかりですが、とても優しい心の持ち主です。自分が悲しい想いや辛い状況でも、困った人に手を差し伸べたり、優しい言葉をかけたりします。自分のことより他人のことを大事にします。

私が休職中、ほぼ毎日と言って言い程、この映画を観ており、全作品を観ました。寅さんが私に、「いまは苦しい状況なんだろうけど、必ず明るい未来が待ってるよ。だからあきらめずに頑張んなよ」と勇気づけてくれているようで、毎日寅さんに励まされていたように思います。

薬を飲んだり、運動したり生活習慣を整えたりして、今普通の生活を送れているのはもちろんですが、自分の中では、寅さんが励ましてくれたから今の自分があるようにも感じています。

私は男はつらいよ世代ではないので、映画館に実際に見に行ったことは今までなかったのですが、現在、男はつらいよシリーズの50周年記念作品『男はつらいよ お帰り 寅さん』という映画を上映しています。

ついに、今日それを一人で見に行きました。最初で最後になるだろう寅さん映画にボロ泣き覚悟でハンカチを持って席に座りました。周りは杖をついたお婆さんなどご高齢の方や中年の方々ばかりでした。

そして、桑田佳祐さんの歌うオープニングソングが始まった瞬間から案の定、号泣(笑)。

約2時間、涙が止まりませんでした。上映が終わってが明るくなった瞬間、恥ずかしくて小走りでシアタールームを出ました。もう2回くらい観に行きたいと思います。

これだけ泣いたのは、人生で初めての経験でしたが、見終わった後はすごくスッキリしたし、なんとなく心が温かくなるような感覚でした。感動して涙を流すことは、人生を豊かにすると感じました。それは、健康にもつながることだと思います。

そして、苦しいときにもあきらめず前に進むためには、心の支えとなるような存在、私にとっての渥美清さんのような存在がいる、ということは幸せになるためにはとても大切なことだと感じています。