昨日の記事に書き忘れたことがあります。
それは、組織の中で働くしか他に生きる道がないと思って組織で働くのと、組織で働くこと以外にも自分の生きる道があると思って組織で働くのでは、同じように組織で働くにしてもストレス度が全く違うことに気付いたことです。
私は今の職場に入職したのが2年ほど前なのですが、入ったばかりの頃は組織になんとしてでもしがみつこうと思っていました。それしか生きる道がないと思っていたから。
しかし今では、ここで自分が働けなくなっても自分には他に生きる道があると思えるようになったのです。そう思って組織で働くと、組織が合わない私もかなりストレスが減りました。自分の生活をもっと大切にしていいと思うようになったし、人生を充実させたいと思うようになった。
人生には、正しい道と間違った道の2つしかないのではなく、他にもたくさんの生きる道がある。色にも様々な色があるように、人間にも様々な色、多様な生き方があっていいと思うのです。悪いことさえしなければ、みんな違っていい。
私はどん底にいるとき、もうまっとうな人生など自分には送ることはできないのではないかと思ったこともありました。精一杯生きる努力をしても他の人と同じようにうまく生きることができない自分を責めました。
そんな中で、自分はなぜ生きているのか、自分はなんのために生まれてきたのか、自分はどう生きたいのか、残りの人生をどんな風に過ごしていきたいのかをずっと考えていました。
深く自己洞察した結果、「人の役に立てる人間」になりたいという本質的な部分は変わりませんが、他者と同じように生きることができないのであれば、その方法を変える必要があると考えるようになりました。自分なりの方法で最終的な自分のゴールに辿り着こうと思うようになったのです。
現在は、組織の中で働いていますが、いつか自分の理想の生き方ができるよう準備を進めているところです。