ここ数日調子が悪く、3日間お休みを頂いており、今日から出勤しました。休んでいる期間中も毎日職場の上司と電話で話をしました。
私は、今までの職場で長期の病休に入る前、とても無理をしながら仕事を続けていました。私が調子が悪そうなのに気付いて、「大丈夫?」などと事をかけて下さる方もおわれましたが、「大丈夫です」「少し疲れているだけです」などと返事をし、ごまかしながら仕事を続けました。
職場に迷惑を掛けたくない、また病休に入りたくない、自分の病気のことを気付かれたくないといういう想いで、無理を続けました。そして、頭もボーッとした状態となり、激しい頭痛、手先のしびれ、胸のムカつき、吐き気などの症状に耐え切れなくなり、倒れるという状態でした。
職場を変われば、同じことにはならないだろうと思って、心機一転頑張ろうと思うのですが、やはり同じことを繰り返してしまう。
そして、このままではダメだと現在の職場に入職する際に、自分の本当の姿をさらけ出したのです。
今回調子を崩した際に感じたこと。
職場の人に自分のことを知ってもらっているということ(決して、職場の全ての人に話す必要はない)は、私たちのように持病を持つ人間にとってはとても大切なことだと感じました。
職場の方が長期の病休に入らないよう、配慮して下さり、出勤形態を工夫して下さったので、私は今日から出勤することができたのです。
今日、明日は半日勤務にして下さり、徐々に体を整えていったら良いと配慮して下さったのです。本当にありがたいと思った。
しかし、職場の方に配慮してもらえるのは、職場の方としっかりとした人間関係ができており、コミュニケーションをしっかりと取り、その都度、自分の状態を報告してきたことも影響しているのかなと思います。
持病のある人が就職する際に、カミングアウトするかしないかの議論がありますが、私の意見としては、カミングアウトしていた方が仕事を続けやすいと思います。また、自分の状況は隠さずにその都度伝えること、そして、職場の方と人間関係をしっかりと築いておくことが大切だなと思います。
ただ、カミングアウトしようと思える状況に至るまで、様々な葛藤がありますし、カミングアウトせずに失敗するという経験をしなければ、カミングアウトしようという心境にはならないのかなとも思います。
それでは、また。
・・・追記5/29(金)・・・
この記事の内容に付け加えることがあります。
それは、仕事に誠実に向き合う姿勢が大切だということ。カミングアウトするかしないかの前に、障害があろうがなかろうが関係なく、仕事に真摯に向き合い、取り組みことが大切だということ。昨日書き忘れたので、書き加えました。