今日、かかりつけのメンタルクリニックの診察室で主治医とこんな会話をした。
主治医に、職場はおばちゃん連中が多く、面倒なことは人任せ、他者の悪口、無視、おしゃべりばかりしていることがとても気になっていること。私のように仕事熱心なものが一緒におばちゃん連中と働かなければならないことが、ものすごくストレスになっていることを話した。
先生「あなたは難しく考え過ぎなんよ。あなたの話はめんどくさいんよ」
私「え、そうですかね!?(またか。何それ、ふざけんな)」
先生「あなたの職場のおばちゃん連中が、「今日の晩御飯何にしよう?」とかそんなことしゃべってるおばちゃん連中の方が健全なんよ」
私「え!?それってどうなんです?ちょっとよく分からないんですけど(はぁ、何言ってんの)」
先生「そう。あなた方のような人に大切なのはね、『中庸』という言葉なんよ」
私「中国のやつですよね。(苦笑い)」
※しかし、私は『中庸』の本当の意味を知らなかった。そのため、先生から、「身の程を知り、分をわきまえろ」と言われたように感じた。精神疾患の診断がついた人間は、我慢してできることをやるしかない。あなたが頑張って勉強してきたからって、あなたはしょせん大したことないんよ。色々したい事があってもあきらめた方が良いよ、って言われたような気がした。
私「今まで、たくさん本を読んだりして一生懸命勉強してきたのに、僕は何やっとるんだろうって思うんですよね。こんなところで終わるのか。自分の今までの努力はどうなるだって」
先生「・・・。」
診察が終わり、家に帰る最中、車の中で考えた事は以下の通り。
一生懸命努力した自分の最終地点が、こんなおばちゃん連中と同じなのか。結局この人達と一緒にいないといけないのか。
おばちゃん連中が健全?
それじゃ、僕は何のために努力してきたん?
僕は何を目指して生きていけばいいん?
考えすぎ?
僕が本当に考え過ぎなのか?
こんな風に感じることって当たり前なんじゃないんか??
何が『中庸』だよ。
ふざけんな。
家に帰り、『中庸』という言葉の意味を調べてみた。
「 かたよることなく、常に変わらないこと。過不足がなく調和がとれていること」
よく分からない・・・。
主治医が『中庸』という言葉を使って私に何を言いたかったのだろう?
主治医が『中庸』という言葉を使って私に伝えようとしたことが、今の私には結局よく分からなかった。
ハァ・・・。
『中庸』って何やねんそれ・・・。