「うつ」と共に生きるナースマン🌸はなまるの『健康で幸せに生きる方法🌈』心と身体の健康を一緒に保ちませんか☺✨

うつ(双極性障害2型)で苦しみ、精神科での勤務経験もある30代の男性看護師です。双極性障害の当事者団体でも活動しています。病気をしっかりコントロールして心も身体も健康に保ち、幸せになるためにはどう生きたら良いかを考え続けています。実際にやってみて効果があったこと、今考えていること、学んでいること、BOOKレビューなどを紹介していこうと思います。ようやくできました…ダンコたる決意ってのが👍

主治医とどんな関係を保ったら良いか、というお話。

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十数年メンタルクリニックに通院している私が、主治医とどのような関係を保つのが良いかを私なりに考えてみます。

私が初めてメンタルクリニックに行った時、建物の作りも心が落ち着くようなキレイな作りをしているし、美しい音楽が流れているクリニックは、他の歯科や内科とは違った独特な雰囲気があると感じ、私の場合は逆にソワソワしてしまいましたし、先生にも何をどこまで話せば良いか分かりませんでした。結局、「うつ」の診断で抗うつ薬を処方され、内服を開始することになりました。以前の記事でお伝えしましたが、何年も後に知った私の病名は「双極性障害Ⅱ型」というものだったので、抗うつ薬を飲み、躁転(超ハイテンションな状態)になってしまったり、呼吸困難感の症状が出るなどしたため薬が少しずつ変わっていきました。しかし、何度も定期的に通院をするのですが、最初の主治医は、私の病気についてや、処方する薬についてをあまり私に説明はされませんでした。私も、先生が私の事を全て知っている、理解しておられるという感覚だったので、とにかく先生を信じて、自分の話を積極的に話すのではなく、先生の尋ねてこられることに返答するだけという状態でした。まさに自分の病気の治療は100%先生任せだったし、それで病気は良くなると思っていました。

最初のクリニックを4年ちょっと通いましたが、最終的の処方内容は、リーマスという薬になっていました。リーマス血中濃度の確認をしなければならないとのことで、時々採血をされることがありました。しかし、先生から私の病名について最後まで詳しく説明されることはなかったのです。私も敢えて聞かなかった。

地元で看護師を3年した後、県外に転居したのですが、しばらくは地元へ帰った時に通院しようと思っていました。意気揚々と新しい職場である病院に乗り込んだのですが、2ヶ月目で休職することに。そして、家から近いところに通院した方がいいと前の主治医に言われたのもあり、現在通っているクリニックに紹介状を持って行きました。そして、現在の主治医から言われた言葉。

「前の先生の診断は正しいと思いますよ。あなたは双極性障害Ⅱ型です」

薬を飲み始めてから5年目にして、私は初めて自分の病名を聞いたのです。それから、現在の主治医のところに6、7年通っています。今考えると、以前の主治医は最低限の事しか聞いてこないし、最低限の事しか説明しないタイプの人でした。どちらかというと、少し口下手な人だったと思います。今の主治医は、色々聞けば説明してくれます。ただ、私が変なことを言ったと感じると(私は間違ったことは言ってないと思っているのですが)、グサッ切られるというか、しっかりと否定してこられるように感じます。怒られたように感じることもあり、せっかく頑張って受診したのに損したように感じることもあります。しかし、病名についてや、薬について色々と教えてくれるので、分かりやすいし、うつを再発させないためには何に気を付けなければならないかを自分から積極的に学ぶようになったと思います。いずれにしても、同じ精神科医でも人によってタイプが全く違うなと感じました。

ここまで語って結局何が伝えたいかと言うと、精神科医も人間なので、物静かな人もいれば、よく話をする人もいるということ。やんわり言う人もいれば、グサッと言う人もいるということ。また、私を診察し、診断を付け、薬を処方したとしても、私が自分自身の事をしっかり主治医に伝えない限り、主治医も私という人間を完全に理解することはできないということ。

主治医を信頼しなければ治療にはならないと思いますが、大切なのは、主治医が私のことを全てお見通しだとは思わないこと。精神科医も一人の人間。私と精神科医は対等なのです。精神科を受診するなら、しっかりと自分の事を先生に伝えた方がいい。自分が何を考えているか主治医に十分伝えなければならない。その上で、主治医がしっかりと私を診察することができるのだと思う。受け身の診察ではダメだと思うのです。また、先生が言うことは全てが正解でもないと思います。処方された薬は決められた通り飲んだ方がいいのは間違いない。しかし、主治医の言うことを全部鵜呑みにするのではなく、アドバイスとして聞き、自分に活かせるかどうか検討するというスタンスの方がいい。

極端な言い方をすると、主治医を神格化するのではなく、人生の先輩という感覚で、ざっくばらんに伝えたい事を伝え、聞きたい事を聞き、人生の先輩である主治医の話もしっかりと聞くという関係を保つことが大切なのかなと感じています。