「うつ」と共に生きるナースマン💮はなまるの『健康で幸せに生きる方法🌈』心と身体の健康を一緒に保ちませんか☺✨

うつ(双極性障害2型)で苦しみ、精神科での勤務経験もある30代の男性看護師です。双極性障害の当事者団体でも活動しています。病気をしっかりコントロールして心も身体も健康に保ち、幸せになるためにはどう生きたら良いかを考え続けています。実際にやってみて効果があったこと、今考えていること、学んでいること、BOOKレビューなどを紹介していこうと思います♪

『チーズはどこへ消えた?』から双極性障害Ⅱ型の私が学べた事。

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今日、以前から気になっていた『チーズはどこへ消えた?』を遂に読んだ。全世界で2800万人に読まれているベストセラー。短い話なので、ウォーキングマシンを歩きながらジャスト1時間で読み終わった。

この本を読み進めていく中で、双極性障害の治療中の私が学べることが多くあったので、早速記事にしようと思う。

この本を簡単に説明する。昔ある遠い国に、2匹のネズミ(スニッフとスカリー)と2人の小人(ヘムとホー)が住んでいた。彼ら食料にする目的と幸せになる目的でいつも迷路でチーズを探し回っていた。そして、それぞれの方法でチーズステーションCという場所で大量のチーズを見つける。ネズミと小人はしばらくそのチーズで幸せに暮らしていたが、突然チーズがなくなってしまった。その時にとった行動は2匹のネズミと小人のヘムとホーでは全く違っていた。ネズミたちは迷わずすぐに切り替えて新しいチーズを探しに行くのだが、ヘムとホーは現状をなかなか受け入れることができず立ち尽くすことに。そして、小人のうちホーだけが新しいチーズを求めて恐怖と戦いながら前に少しずつ進んでいくという物語である。

大事にしていたチーズが突然なくなってしまうという状況を私の事として考えた時、双極性障害うつ状態となってしまうため交替制の病棟勤務ができなくなってしまう、ということに例えて話を進めていこうと思う。2交替や3交替の勤務で元気に毎日充実した看護師生活を歩めている時もあったが、突然うつ状態になり今までのような仕事の仕方ができなくなってしまうのだ。

私は、いつまでもチーズステーションCという交替制勤務の病棟で男性看護師としてバリバリ働きたいと願い、いつまでもそこにしがみ付こうとした。転職しても同じ交替性勤務の病棟のまま。双極性障害Ⅱ型の私がいくらこの働き方をしようとあがいても成果が出るどころか、またうつを再発し一向に前に進めない。

小人のホーがチーズステーションCを出て新しいチーズを探すのに恐怖を克服する勇気がいったのと同じように、私も自分の体に無理が伴う病棟勤務を辞めるのには、とても恐怖があった。病棟で働けない男性看護師はこれからどうやって生きていけば良いのだろうかと。しかし、私は「変わらなければ破滅することになる」。

ホーはチーズが突然なくなったことを受け入れる必要があったし、私は双極性障害でうつになりやすいため、交替制勤務の病棟では看護師としてもう働けないことを受け入れる必要があった。

しかし、気づかされたのは、変化を恐れていてはダメだということ。必ず物事は変化していくし、常に変化に備えておく必要があり、その変化に柔軟に対応してかなけければ、新しいチーズを得ること、つまり健康で幸せに生きることはできないということ。

ホーは死ぬ程恐怖しながらも、新しいチーズを見つけようと暗い小路に飛び込んでいく。迷いながらも新しい道を模索していく中で、恐怖を乗り越えていく。そして、まだ見つかっていない新しいチーズを楽しんでいる自分を想像することができるようになっていく。最終的にはそれが実現して、チーズステーションNに辿り着き、見たこともないような大量の素晴らしいチーズを獲得した。

ホーから私が学んだこと。それは、幸せに生きている自分を想像し、それに向かって恐れず進んでいけば必ずその思考は実現するんだということ。病気が治らなかったらどうしようとか、自分は病気のせいで不幸なまま人生を終えるんだ、などとダラダラ悩んでいてはダメで、その恐怖に打ち勝ち、健康で幸せに生きる自分を想像し、自分のできる事を精一杯やって前に進む勇気が必要なんだということ。

悩んでばかりで動かないと何も得ることはできない。それよりも迷いながらも前に進んでいけば、確実に何かを得ることができるということ。「病棟で働けない男性看護師はダメだ」という私の従来通りの考え方をしていては、新しいチーズは見つからないのだ。

そして、私もホーと同じように新しいチーズを探す旅に出た。運動や睡眠などの生活習慣を見直すことで日々健康に過ごすことができるようになった。また日勤だけの施設看護師として元気に楽しく働くことができるようになった。双極性障害当事者団体での活動を行うことや、ブログを通してうつや双極性障害で苦しむ人に自分の体験を役立ててもらうことができるようになった。まさに、私も新しいチーズを見つけることができたのだ。

しかし、ここで注意しなければならないのは、「今の幸せ」が永遠に続くと思ってはならないこと。物事は常に変化していく。その変化に対応できるよう、健康を保つために体を鍛えたり、学びを継続していかなければならないのだ。

私もホーと同じように生きたい。私も今はチーズステーションNに辿り着いているが決して油断はしない。いつチーズがなくなるか分からない。常に変化に対応できるよう私は進化を続けていく。ホーはヘムがチーズステーションNまで辿り着けるように文字を書いて目印を残しているのだが、私もブログという形で目印を残している。今現在うつや双極性障害で苦しみ、恐怖で立ち止まっている人がいれば、私のブログという目印を頼りにしてもらい、それぞれのチーズステーションNに辿り着いてもらいたいと願っている。