「うつ」と共に生きるナースマン🌸はなまるの『健康で幸せに生きる方法🌈』心と身体の健康を一緒に保ちませんか☺✨

うつ(双極性障害2型)で苦しみ、精神科での勤務経験もある30代の男性看護師です。双極性障害の当事者団体でも活動しています。病気をしっかりコントロールして心も身体も健康に保ち、幸せになるためにはどう生きたら良いかを考え続けています。実際にやってみて効果があったこと、今考えていること、学んでいること、BOOKレビューなどを紹介していこうと思います。ようやくできました…ダンコたる決意ってのが👍

精神科に通うのは、隠さなきゃいけない程に恥ずかしいことなのか?というお話。

f:id:hanamaru00kun:20200726202938p:plain


精神科に通うことを他者に隠している人は多いと思います。私もそのひとりです。家族や親しい友人、会社の一部の人にしか伝えていません。

絶対に隠さなきゃいけない秘め事、触れてはいけない腫れ物のように私自身、精神科に通うことを捉えていました。それが当たり前だと思っていました。会社の人に隠すのが、なんとなく後ろめたく感じたこともあり、上司に会社の全ての人に自分の事を伝えたいというような話をしたこともありますが、「みんなに言う必要はないよ。みんながそのことを良いように捉えてくれる訳じゃないと思う。それを知って、あなたに対してどう関わったら良いか迷う人もいるかもしれないじゃん?」と言われて、その時は、そうだなと思ったのです。

しかし、今の私がその事について考えた時、本当にそうだろうかと感じるようになってきたのです。

精神科に通っている理由は、人間関係で悩みを抱えていたりしてカウンセリングを受けるためであったり、うつの治療であったり、統合失調症であれば幻覚、妄想などの生活に支障が出るような症状をできるだけ抑えるために内服治療を受けるためなど、人それぞれだと思います。

私の場合は、双極性障害のためうつになりやすく、うつにならないように内服薬を出してもらうために通っています。うつ症状にならなければ、日常生活に支障がないため楽に生きることができるからです。

また、以前の私は、うつにならなければ、元気な人、健常者の生活を送ることができると考えていました。つまり、うつにならなければ、一般的に言われる「普通の人、普通の生活」というカテゴリーに入ることができると捉えていたのです。

だけど、そうだとすれば、「普通の人・普通の生活が送れる人」か、「障害のある普通でない人・普通に生活を送れない人」かの2種類しかないことになる。そのような価値観で私は生きていたように思います。まるで、「障害がある普通でない人、普通に生活を送れない人」は競争に敗れた人のようになってしまう。

今の私は、日常生活に支障が出ないようにするためという理由は当然ありますが、「普通の人・普通の生活が送れる人」のカテゴリーに入るために精神科に通っているのではない。

アドラー心理学では、「縦の関係」つまり競争原理を否定しています。アドラー心理学の考え方では、競争や勝ち負けは存在しない。他者との知識や経験、能力、仕事の成果に関係なく、全ての人は対等、そして他者と助け合いながら生きるという「横の関係」すなわち協力原理を提唱しているのです。

アドラー心理学では、精神障害があろうがなかろうが、全ての人は対等なのです。そして、障害のあるなしに関わらず全ての人が自分のできることをして、助け合いながら生きる社会を目指す。「横の関係」を目指せば、精神障害があったとしても、誰とも比べることなく、みんなと助け合って生きるために自分のできることをやり、自分らしく輝いて生きることができるのです。

今の私は、「普通の人・普通の生活が送れる人」のカテゴリーに入るために精神科に通っているんではない。他者と比べるのでなく、自分らしく輝いて生きることができるよう自分を再教育し強くしていくために精神科に通っています。

精神科に頑張って通っていることは、恥ずかしいことではないし、負けでもない。自分らしく生きるため、自分の人生をより良いものにするために、自分自身と精一杯向き合おうとしている証なのだと捉えています。