「うつ」と共に生きるナースマン💮はなまるの『健康で幸せに生きる方法🌈』心と身体の健康を一緒に保ちませんか☺✨

うつ(双極性障害2型)で苦しみ、精神科での勤務経験もある30代の男性看護師です。双極性障害の当事者団体でも活動しています。病気をしっかりコントロールして心も身体も健康に保ち、幸せになるためにはどう生きたら良いかを考え続けています。実際にやってみて効果があったこと、今考えていること、学んでいること、BOOKレビューなどを紹介していこうと思います♪

私にとって自身の「死」がとても間近なものになった、というお話。

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今回は少し重いテーマかもしれない。今となってはあまり思い出したくないが、病気に振り回されていた頃は、時々自分自身の「死」について考えることがあった。社会から取り残されたような孤独感や一家の大黒柱として仕事をすることができない情けなさなどを感じ、つらくて仕方ないと「死」が頭をよぎることがあった。

苦しくても、一人で「死」について考えるだけなら、周りの人にあまり心配をかけずに済むだろうが、私はそれを妻や両親に話してしまうことがあった。今考えると、私はどれだけ周りの人に迷惑をかけただろうかと、本当に申し訳ないと感じる。

私は看護師であり、他の人に比べれば「死」というものに慣れてしまっていることはあると思う。しかし、自分の「死」をこれだけ意識するようになるとは思わなかった。

ただ、私は死ぬ勇気もなかったし、私には家族がおり、家族をおいて「死」を選ぶことなどできなかった。

今まで私は、男性看護師としての一般的なレール(急性期でバリバリやっているイメージ)に絶対に乗っておきたいと思ったり、病気の自分を絶対に他者にバレてはならず健康な私を演じなければならないというような変なプライドが邪魔して自分が本当はどう生きたいのかを考えず、他者の目ばかりを意識して生きていたように思う。

自身の「死」が間近に感じるほどどん底まで落ちていた私は、徐々に、変なプライドなど持ってはもう生きられないと思うようになったし、もう何も失う物はないと思うようになった。

家族のため、自分のために、病気の自分を受け入れ、どう生きたら家族を守れるのか、私は本当はどう生きたいのかを考えるようになったのだ。両親は、「もっと肩の力を抜いて、楽に生きたらいいんだ」というような事をアドバイスするのだが、それができなかったからここまで苦しんだんだと思った。確かに肩の力を抜くことは大切だと思うが、病気を持つ私に楽に生きることなどできない。病気を受け入れ、病気と上手く付き合い、新しい生き方を模索しなければならないのだ。

そのためには、死ぬ覚悟で徹底的に健康管理し、自分を見つめ直し、生ぬるい環境に留まるのではなく、他者に誘導されるのでもなく、自分の生きる道を自分で決めなければならないと思った。病気を受け入れ、そして私が幸せに生きたいのならそれだけの覚悟がいると思う。

数年前の私は、私自身の「死」をとてもネガティブに感じていた。しかし、今の私は「死」をポジティブなものに捉えることができるようになった。いつ死んでもいいくらい精一杯生きたいと思えるようになった。まさに死ぬ覚悟ができたように思う。

色んな意味で「死」を意識するようになった反面、自身の「生」を強く意識するようになったように感じている。